借金はしてもいい、後悔しなければ
原則として、なんとしてもお金が欲しいという時に、資金調達の方法として借金を選択するべきではない。と思います。
借金は避けるべきです。資金繰りに余裕がないという理由で、借金を考えるのはもう、ほぼ最後の選択肢と、そう考えるべきです。そんな状態で冷静な判断で借金ができることなんてほぼあり得ない。そういう精神状態なんですよね。
だからとにかく、最後まで借金を考えるべきではない。
のですけど、これを読んでる人って、お金に切羽詰まってて、とにかく借金してでもなんとかしないといけないと。そういう人だと思うんです。
だから、そう、せめて無謀な資金調達で、後々になって後悔する人が減るように。しっかりと事前に知識を持った上で、覚悟を持って、短期で資金調達することのリスクとその時に検討するべき項目などについて、きちんと向き合った上で資金調達ができるように、応援の意味を含めてこの記事を書いていきます。
後々で、借金の判断を後悔しないためには、しっかりと借金についての知識と覚悟を持っておくことが必要です。そのためには、きちんとリスクも認識しておかなければならない。そう思います。
借金をしてもいいので、この文を読んでしっかりと覚悟を固めてください。
借金はうまく使えば人生の幅を広げるし、一歩間違えれば絶望の淵に立つことになる劇薬ということを刻みましょう、胸に。
「最悪」は借金返済苦による自殺
最悪なのは死ぬことです。後は全部かすり傷です。
とはいえ、これは冷静に物事を考えることができるから言えることです。実際に、借金のこと以外に何も考えられ無くなって、それを苦にして自殺する人は、世の中にいます。悲しいことですが。
日夜テレビの番組でそのような特集が組まれていたこともあり、ご存知の方も多いと思います。借金は、人を殺すことがあるのです。
本当は、借金で死ぬ必要はないんですが、でも、メンタルの状況であったり、いろいろな苦しみがそういう時に重なって踏んだり蹴ったりになると短絡的に死んでしまいたいという気持ちになるかもしれないと。
そういう死につながる要素を借金が持っていることはよく、借金を検討する前に、感じ取って置いてください。そして、よくよく借金というものを理解しようと努めてください。
借金の構成要素は「貸し手」「借り手」「元本」「利率」
融資という言い方をしようが、本質が借金なものは借金です。以下も変わらず借金と呼ばせていただきます。さて、借金の構成要素を見ていきましょう。
借金の構成要素1「貸し手」※超重要
お金を持ってて、人に自分のお金をかす人です。人と言っても、人、法人、団体、企業を含みますね。特徴としては、「今すぐ自分が必要としないお金を持っている存在」であるということは全ての貸し手に共通しているわけですが、お金を貸すモチベーションには、貸し手によって大きな違いがあります。
貸し手のモチベーションが、自分のお金を増やすことにあるのか、資金的余裕はあるのか、その辺りは、かなーり重要な要素です。
借金に際して、お金が借りれたらいいや、と思ってる人多いかもしれませんが。
どんな相手から借りるかっていうのは、かなり重要です。
返済が常にスムーズにいくとは限らないわけですから、なるべく利益を要求しない、あるいは長〜い目での返済を認めてくれる貸し手を探せたらいいですよねえ。
もし、営利企業を「貸し手」に選ぶんだったら、経営者がどんな考えの持ち主かということは、必ず調査しておきましょうね。
借金の構成要素2「借り手」 ※最重要
そこのあなた、「借り手」とは、おそらく、あなたのことですよね。
さて、借金をする前に、借り手について考えること、これはもう極めて重要です。要するに自分自身を振り返ってみるんです。
何も考えずに借金する人は、ここを一番蔑ろにしてるんですね。
借り手が、貸し手にとって魅力的であれば、必ずお金を貸し手は貸してくれます。
よく聞かれるのは、「安定的な年収」や「他に借金」がないか、の2点ですね。だからそこが一番大事な要素のような気がしているかもしれません。
でもそうじゃない。んですね。
どれだけ借金が山のようにあったとしても、貸し手としては、利息も元本もきっちりと返してくれる借り手が相手であれば、貸したいので、そういう借り手として認めてもらえれば、必ずお金を貸してくれるわけです。貸し手はトクしかないんですから。
固定概念を外しましょう。借金が既にあってもお金は借りれます。そう、あなたが魅力的であれば。
例を見てみましょう。
投資会社としての性質を強めていることで有名な、あの孫正義さんの会社、ソフトバンク。
この会社は、実はめちゃくちゃ借金(債務)があるんですね。その額なんと11.8兆円。全部借金ですよ?
手元資金に対して借り入れが大きい=ネットキャッシュのマイナスが大きい上場企業の堂々の第一位が、このソフトバンクなんですね。ネットキャッシュは2019年3月末時点で11.8兆円(前年は13.7兆円)。
情報源:https://news.livedoor.com/article/detail/17479936/
こんなに借金できたのは「返してもらえる」と貸し手が思えているから、そして貸し続けているからです。
実はそれどころの話ではないんですね。上記の数字の後に、実は、みずほ銀行からソフトバンクはもっとお金を引っ張ってるんですよ。追加で、3000億円ほど。
情報源:ソフトバンクGに3000億円 みずほ銀行など融資へ協議 | 日本経済新聞2019/11/20 23:40
だから、あえて言いますけど、これまでどれだけ借金があろうとも関係ないんですよ。どうせ借金するなら、覚悟をもってそれくらい突き抜けていくビジョンが必要なんですね。
例え、「安定的な年収」がなくとも、「これまでの借金が山のよう」あっても、もしあなたがお金を貸してもらえるとしたら?
他人はなんとかできなくても、、、自分自身ならなんとかできる。
そうしたら新しく資金が調達できる。
はい。
既に借金があろうと関係ありません。自分自身の市場価値を高めようとすることがとても大切です。それだけが、唯一絶対自分自身の人生を切り開いていく原動力です。。
借金の構成要素3「元本」
借金についてよくわかってない人が、一番重視しがちなポイントがこちらの「元本」。
あるいは、切羽詰ってる人もそうですね。
強いていうなら、身の丈にあった金額を借りることでしょう。そのためには、結局、借金の構成要素2「借り手」のことをよくわかってないといけないということですね。
一つ注意するべきは、構成要素1「貸し手」が無駄にガンガン貸してくる場合があることです。まあそれも、「借り手」のことをよくわかっていさえすれば特に問題にはならないでしょう。わかっていれば、必要以上の金額を借り入れて使ってしまうこともないからです。
借金の構成要素4「利率」 ※ぼちぼち重要
ぼちぼち重要くらいです。借金する時に利率を気にしないバカはいないと思うので、まさか。利率を気にしないとかバカですよね。繰り返します、利率を気にしないのはバカ。利率はバカみたいに気にしないといけない。
もし、普通に借金についてわかってると自負してる人が一番重視するポイントがこの「利率」ですね。それでいいと思います。あなたは、バカじゃないんだから。
この「利率」ですが、借金する時に低いに越したことはないんです。もちろん。そして、「利率」の高いところからお金を借りるだけで、人生は一気に貧しくなります。だから利率は、ぼちぼち重要です。バカじゃあるまいし。
そんなぼちぼち重要な「利率」も意識できずに借金する人はバカです。繰り返します。「利率」がわからず、検討もしないまま借金をする人はバカです。こんなバカは後悔することになるので、絶対に借金をしてはいけない。繰り返します。「利率」のヤバさがわからないバカは、絶対に借金をしてはいけない。
もう流石にいいですかね?利率はぼちぼち大事ですよ?
後は自分で考えてくださいね?
借金でやりとりされるお金の本質は、「貸し手のお金である元本」と「元本を借り続ける対価としての借り手が支払う利息」の2つに「償還期限」を加えた3つ
借金の本質というものを知っておきましょう。
借り手の側から見た時の借金の本質は、2つあります。
「貸し手のお金である元本」と「元本を借り続ける対価としての借り手が支払う利息」です。
そこに忘れられがちなのが、「返済期限」です。どのくらいの期間で、借金を返し終わらなければならないかによって、借り手と借金との付き合い方の難しさが大きく変わってきます。
返済期限が無限であれば、無駄が多いことを承知であれば、死ぬまで利息のみを払い続けるという選択肢もなくはないですね。
逆に、返済期限が明日となれば、返済そのものを諦めることも選択肢に入ってきます。その場合には、後述するように然るべき手順を踏む必要があります。
借金という現象を体験する前に知っておくべき3つの本質
借金という現象の本質を考える上で3つの大切なことは、「借金をした瞬間に自分が使えるお金が増えること」「元本は返し尽くさなければいけないこと」「元本には常に利息が発生し続けること」です。
借金をした瞬間に自分が使えるお金が増える
なんでそんな当たり前のことを、と思う人がいるかもしれません。
思いますよね?
だって、自分が使えるお金の総量を増やすために借金するんですから。
しかし、だからこそ、借金をしたら、その瞬間から自分の手持ちのお金、自分自身が使えるお金の金額が増えるという事実については、借金をする前にしっかりと覚悟しておかなければいけないと思います。
実際に、そのことに対する覚悟が甘いせいで、舞い上がって消費行動に走り、やがて借金を一瞬で使いきってしまう人を何人も見てきました。
言い換えると、要するに本来自分が使うことができるはずのお金以上のお金が使えるようになる。そのお金に振り回されて、コントロールができないんですね。
そうやって使い切るお金って、いつかは返さないといけないお金なのにもかかわらず、です。
なんで自分が使えるお金が増えるのかをしっかりと理解認識して、覚悟を持って大事に使うという意味で、借金をした瞬間に自分が使えるお金が増えるということは、心構えておくことが必要です。
こういう人って、割とギャンブル依存症の人が多いんですけどね。ここで言ってる意味がわかんない人は、破産リスクが高いので借金しない方がいいです。
元本は返し尽くさなければいけないこと
これまた、何を当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、返さないといけないんですよ。普段の支出を切り詰めた余剰を借金の返済に当てないといけない。んです。
それを、借金を見事全額返済し終わるまで継続しないといけない。
その覚悟が果たしておありか?でしょうか?
覚悟はある、、返済できる、と即答できる人は、経験上ちょっとしたつまづきで借金の返済が滞るリスクが高い。です。
自分の収入と、支出の総額を見直してから、もう一度練り直さないといけないと思います。
元本には常に利息が発生し続けること
要するに、借金を持ってるだけで人生不利になる側面があるということです。
特に、サラリーマンなど、月々の定額給与を主な収入源としている人は特にそうです。
一番意識されやすく、当たり前のところかもしれませんが、それゆえに改めて当たり前のこととして書かせていただきます。
借金は持ってるだけで、損なので、戦略的理由がない限りさっさと返すこと。
こんな借金は絶対にしてはいけない
負けパターンというか、破滅の方程式、辛い思いをする可能性が高い借金のパターンが一応存在するのでご紹介します。随時、追記します。
してはいけない借金のパターンには、「貸し手」「借り手」「元本」「金利」のどれかに重大な問題を抱えています。それも併せて、書いてますので参考にしてください。よかったら。
生活費のための借金は、絶対にしてはいけない
絶対にするべきでない借金というもののうちの一つが、生活費を賄うための借金です。
これは、「借り手」に問題があるパターンです。間違いなく破綻します。
生活費が払えないから、借金をして、しのいでしのいで凌いでがんばったとしましょう。
その、行き着く先は、なんでしょう。
残酷ながら、間違いなく、借金返済の滞り、滞納、破産です。
どーしても借りる場合には、「貸し手」は無利子で貸してくれる親戚・友人ということになると思います。無利子を前提として凌いだ後に、長い期間をかけて、返済をしていくことが前提です。
ただし、生活維持のために借金が必要という時点で、生活は破綻しています。その事実をきちんと認めて、仕切り直しをするべき時期に来ていると思います。
きちんと生活を整理することを検討しましょう。
闇金、サラ金、アウトローな金融業者からは絶対に借りてはいけない(当たり前
借りること自体が論外ですが、「貸し手」と「利率」に大問題があります。
法定金利を超えた「利率」になってしまっており、督促もえげつないやり方をする、そういう「貸し手」。
借りるだけで人生に大きなダメージがあります。
借りたかったらどうぞ。
いずれ、ズタボロになって、後悔するだけです、ご自由にどーぞ。
ちなみに、闇金に返済義務ははないと言います。が、それを知っていてお金を借りると、詐欺罪にあたるというのです。非常によろしくないのでやめましょう。
FX、信用取引、CFD、ビットコイン信用取引の為の資金を借りてはいけない
これは、「利率」の問題が大きいです。
借金の利率以上の金額の利益を出しながら、コンスタントに運用することは、まず困難です。無理です。
万が一、元本割れを起こした場合には、その損失を自分で補填しないといけなくなります。
冷静に考えて、無理です。
万が一、そんなに自信があるなら、海外FXを試すべきです。その自信の通りならバンバン海外FXで自己資金が増やせるはずですが、そんなに甘くはありません。
そこでうちのめされて、現実に気づく方が良いでしょう。
ギャンブルのための原資を借りてはいけない
「利率」ですね。これも。利率に問題があります。
後は、「借り手」に問題があります。借りたお金で取引をするようになったら、間違いなく、ギャンブル依存症に近い。
期待値の計算をしたら、絶対に利率を下廻ります。間違いなく。
もし、借金してギャンブルに勝てるなら、それで宝くじやら馬券を買いまくりますよね。でもそうする人で、勝ち続けて大金持ちですという人は、ついぞ聞いたことがないですよね。
必勝法なんてほぼあり得ません。
ギャンブル依存症かもしれないので、治療をしましょう。ね。
他人に貢ぐためにお金を借りてはいけない
これも「借り手」に問題があります。
キャバクラ、アイドル、なんでもいいですけど、自分が支払える以上のお金をお金を借り手まで払うことは、とても歪んでいます。
これもまた、ある意味での依存症なんですよね。
また、根深い問題として、このように注ぎ込んだお金が全く身にならないことですね。これが問題です。一旦冷静になりましょう。無理でしょうけど。
もしも、いい借金があるとするならば
チャンスで大きく成功するためには、ある地点で資金調達をしないといけないかもしれません。
ここまで書いてきたような、記事の内容は、割とリスクによった内容を書いてきました。
しかし、凡人の枠に囚われない、普通じゃない感覚、経営センス、スピード感を持っている人には当てはまらない内容です。そういう優秀な人たちは借金にはメリットしかないんですよね。うらやましい話ですが、そういう人はいるんですよ。調達した資金を、短期間できっちり増やして自分の手持ちのお金を増やせるんですから、なんの問題もないんですよね。
そういう地点を目指して、生きていけるようになったらいいですね。
さて、改めて問います。
あなたは借金をしますか。